副腎疲労症候群と重金属の関係〜重金属キレートとは?


副腎から分泌される様々なホルモンが分泌異常に陥り、うつ病のような症状や慢性疲労を感じるようになる副腎疲労症候群。日々のストレスや、食生活などの生活習慣が原因となる他に、体に蓄積される重金属にも注意が必要です。

マグロ

skeeze / Pixabay

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重金属とは?どこから体に入るの?

重金属とは、比重の重い金属の総称のことです。水銀や、鉛、カドミウムなどが含まれ、人体に入ると害をもらたす金属です。実際に、水俣病やイタイイタイ病といった公害病は重金属が原因となったものです。

公害による問題も少ない現代では、重金属を体に入れる機会など、そうそうないように思われるかもしれません。しかし実際は、普通に生活をしていれば重金属は少しづつ体内に取り込まれ、蓄積していってしまいます。最も一般的な摂取経路は、マグロやカツオなどの大型魚の食用です。食物連鎖のピラミッドの上のほうに位置付けられるような、大型魚には水銀などの重金属が高い濃度で蓄積されています。人間がそうした魚を食べることで、重金属が体内に入ってくるのです。

その他にも、ヘアカラー剤、シャンプー、排気ガス、タバコの煙、また歯科治療に使われる詰め物など様々なところから私たちは重金属を体に取り込んでいるのです。

 

重金属が体に入るとどうなる?

体に取り込まれた重金属は、排出されにくく体に徐々に蓄積されます。また、異物である重金属によって体のあちこちで炎症反応を起こします。そして、副腎は抗炎症作用のあるホルモンである「コルチゾール」(様々なストレスに対処するためのホルモンでもあります)を分泌し、対処を行
います。

副腎疲労症候群は、精神的なストレスだけでなく、重金属の摂取のような身体的ストレスに対しても副腎がオーバーワークに陥るために発症してしまいます。また、副腎を疲労させるだけでなく、重金属は体の免疫機能も低下させます。免疫力低下が体のトラブルに繋がり、また副腎が対処するためのホルモン分泌に忙殺されると言う負のスパイラルになってしまいます。

 

重金属キレート治療によって体から重金属を取り去る

重金属キレート治療(重金属キレーション)とは体に蓄積された重金属を取り去るための治療のことです。キレート剤と言われる重金属を排泄する効果のある薬を服薬し、重金属を少しづつ体外へ出していく治療です。

まずは毛髪や尿から重金属の蓄積度合いを検査し、必要なキレート剤を処方してもらいます。当然のことながら医師の診断のもと行う必要のある治療法です。保険適応とはならず、半年以上の期間が必要となります。

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