日々のストレスで呼吸が苦しい…そんな貴方は呼吸筋がガチガチ!?呼吸筋をほぐすシクソトロピーストレッチ


呼吸を変えるだけで健康になる
呼吸がし辛い、呼吸が浅いなどの症状は多くの現代人が抱える悩みです。質の良くない呼吸をし続けていると、呼吸に関わる筋肉である呼吸筋が柔軟性を失い固くなっている可能性が大いにあります。

今回は、呼吸筋を柔軟にするシクソトロピーストレッチを本間生夫『呼吸を変えるだけで健康になる−5分間シクソトロピーストレッチのすすめ』(講談社+α新書)より紹介したいと思います。

 

 

 


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ガチガチの呼吸筋では深い呼吸ができない

現代人をむしばむ様々なストレス。過度のストレスによって日常的に呼吸が浅くなっていると、だんだんと深い呼吸がしづらい状況になってしまいます。深い呼吸ができていないと、息を吐いても肺の中に必要以上の空気が溜まった状態となり、肺が過膨張となります。肺の過膨張は、肺の周りの筋肉の柔軟性を失わせ深い呼吸ができない状態に。息をするのに苦しさを感じるようになってしまいます。

 

柔軟な呼吸筋は健康な身体と精神のもと

呼吸をするためには、息を吸うための「吸息筋」と呼ばれる筋肉群と、息を吐くための「呼息筋」と呼ばれる筋肉群が使われています。息をするのが苦しい、深い呼吸ができない、といった症状をもつ方は、上記の筋肉群が柔軟性を失い固まっている可能性があります。この呼吸筋群を柔らかくするストレッチを行うことで、呼吸に柔軟性が戻り、深くゆったりした呼吸を取り戻すことができます。深くゆったりした呼吸は、精神を落ち着かせ、身体をリラックスし回復させる副交感神経を活性化させます。

 

シクソトロピーストレッチで呼吸筋がほぐれる

呼吸筋の柔軟性を取り戻すシクソトロピーストレッチは、もとは呼吸器疾患の方々のリハビリテーションとして生まれた「呼吸筋ストレッチ」をベースとして完成されたストレッチです。シクソトロピーとは、ギリシャ語のシクソ(刺激を与える)とトロピー(変化する)から生まれた言葉です。通常は意識しづらい呼吸筋に効率的に意識を向け、刺激を与えていくことで、硬くなった筋肉を柔らかく変化させるストレッチです。

 

シクソトロピーストレッチの方法

シクソトロピーストレッチを行う際は、呼吸法がポイントとなります。胸の下部、体側部を動かす時は吐く。胸の上部、背中上部を動かす時は吸う。という原則があります。無理の無い範囲でゆっくりと行ってください。ここでは、シクソトロピーストレッチのウォーミングアップとして行う、首のストレッチを紹介します。

 
  1. 両足を肩幅に開き、背筋を伸ばしてリラックスした体勢で立ちます
  2. その体勢で体は前向きのまま、ゆっくりと顔を右(真横)に向けてゆきます
  3. 顔を横に向かせた状態でゆっくりと息を吸います
  4. 息を吸えたら今度はゆっくりと息を吐きながら顔を前向きに戻し、息を吐いたまま今度は左側に顔を向けてゆきます
  5. 左側に顔が向いたら、またゆっくりと息を吸い込みます
  6. 息が吸えたら、今度は右に顔を向けながらゆっくりと息を吐きます
 

以上を10回1セット程度の回数を行います。このストレッチを習慣的に行うことで、首周りの筋肉がほぐれてゆきます。このストレッチは、他にも多数あるシクソトロピーストレッチのウォーミングアップ的な位置づけで行うと効果的です。

シクソトロピーストレッチは他にも、様々な呼吸筋(吸息筋・呼息筋)に効くストレッチが全部で12種類あります。興味を持たれた方はぜひ本間生夫『呼吸を変えるだけで健康になる−5分間シクソトロピーストレッチのすすめ』(講談社+α新書)を参考に取り組んでみてくださいね。

 

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