下アゴは重心のバランサー


アゴを引けば身体が変わる
下アゴは、まるでブランコのようにして頭蓋からぶら下がっている骨です。その独特な構造ゆえ、身体のバランスに関わるとても大事な役割を担っています。下アゴやそれを支える筋肉が正しく機能していない場合は、全身各部のバランスの不調と密接な関係が認められます。

 

 

 

 

 


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下アゴの構造とは?

下アゴ(下顎骨)は約1kgの重さがあります。その骨が側頭骨などから筋肉によって吊り下げられる形となっています。また、関節のなかで左右同時に動くものは下アゴの骨の関節だけです。

 

下アゴは重力バランスのセンサー

上記のような構造のゆえ、下アゴは身体にかかる重力バランスの影響を大きく受けます。悪い姿勢や噛み合わせの問題などで下アゴが正しい位置に収まっていないと、顎関節や頚椎(首の骨)、またその周辺の筋肉にストレスを与えて全身の不調へと繋がります。

 

アゴが上がっていませんか?

多くの現代人が抱える肩こりや腰痛。そうした症状を持つ人の姿勢をよく見ると、多くの人に見られる共通点があります。それは、アゴが上がっているということです。グッとアゴを引かずに顔を突き出すようにアゴが上がっている姿勢は、連動して猫背、骨盤の後傾といった症状を発します。そのような姿勢が、各部の筋肉を緊張させ、肩こりや腰痛に繋がります。

 

アゴを引くと姿勢がよくなる

きちんとアゴを引いて…、という姿勢は証明写真などを撮影するときぐらいしか意識することが少ないかもしれません。しかしこのアゴを引くという簡単な姿勢矯正は、驚くほど全身の歪みの改善に役立ちます。アゴが正しい位置に収まることで、重たい頭部が背骨の真上にきっちりとポジショニングされます。すると、首や肩周りの筋肉の負担が和らぎます。さらにアゴを引くと後ろに傾いていた骨盤が立ち、周辺の筋肉の負担が和らぎます。このようにアゴを引くことで、重力と調和した正しい姿勢が取り戻せます。

 

◆参考文献
アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育 (光文社新書)

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