頭蓋骨の歪みを取って小顔化&たるみ解消


頭蓋骨は20個以上の骨が組み合わさってできているため、実は非常に歪みが生じやすいのです。頭蓋骨の歪みは目元や額のしわ、ほおのゆるみなどに繋がります。頭蓋骨の歪みをマッサージで取る方法を紹介します。

Nemo / Pixabay

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頭蓋骨の構造と歪んでしまう理由

頭蓋骨は20個以上の骨が繋ぎ合わさってできており、そのつなぎ目のことを縫合線(ほうごうせん)と言います。骨格標本などの頭蓋骨模型を見たことがあれば、頭蓋骨の頭の部分を中心に何本かの線が入っていることを覚えておられる方も多いでしょう。

大きく4つの縫合線があり、それぞれ冠状縫合、鱗状縫合、ラムダ縫合、矢状縫合と言います。頭蓋骨の歪みはこれらの縫合線(骨と骨のつなぎ目)がズレてしまうために生じます。主に姿勢の問題や噛みあわせの問題が原因によって歪んでしまう考えられます。

 

縫合線の繋ぎ目を指でマッサージして歪みとり

下記に3つのマッサージを紹介します。それぞれ、縫合線に沿って指2本でグッと痛気持ちいいぐらいの強さで押し上げます。一箇所3秒程度で、少しづつ耳の後方のでっぱった部分まで移動しながらマッサージします。

押し上げる場所にこだわりすぎなくてもいいので、縫合線のあたりを押し上げて刺激することで、つなぎ目の凸凹をならして、パズルのピースがすっきりはまるように頭蓋骨のピースをおさめるイメージでマッサージしてみましょう。

 

額のしわや目のたるみを取る冠状縫合マッサージ

耳の上から頭の上を横向きに横断しているのが冠状縫合です。

頭蓋骨の冠状縫合
 

髪の生え際から指3本分ぐらい頭頂側が冠状縫合が走っている部位です。ここを上述のように指2本でマッサージしていきます。

頭蓋骨の歪みとりマッサージ01
 

頬や顎のラインをすっきりさせる鱗状縫合マッサージ

耳の後方から後頭部に伸びるのが鱗状縫合です。

頭蓋骨の鱗状縫合
耳の後ろの出っ張った部分から、後頭部のでっぱった部分までが鱗状縫合です。耳の後ろ側から同様のマッサージを行います。

頭蓋骨の歪みとりマッサージ02
 

顔全体の歪みをとるラムダ縫合&矢状縫合マッサージ

後頭部を左右に走るのがラムダ縫合、ラムダ縫合の中央部から始まって頭頂に伸びるが矢状縫合です。

頭蓋骨の矢状縫合とラムダ縫合
耳の後ろの出っ張った部分から、後頭部のでっぱりとつむじの真ん中あたりまでカーブを描きながら、そこから上につむじまで真っ直ぐ上がるという道順で、同様にマッサージしてゆきます。

頭蓋骨の歪みとりマッサージ03

おわりに

以上の縫合線マッサージで、頭蓋骨の歪みを改善し、小顔やしわ、たるみの改善の効果が期待できます。また、血流やリンパの流れを良くする効果も同時に得られるので、美肌効果や肩こり改善などの効果も期待できます。

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